2026.01.09Newコラム
説明がよくわからないまま、歯科治療が進んでいませんか?

こんにちは。
大阪市中央区心斎橋駅から徒歩1分にある西村歯科心斎橋診療所(心斎橋インプラントセンター併設)、院長の秦です。
歯医者に通っていて、こんなことはありませんか?
「なんとなく治療は受けているけれど、正直よくわかっていない」
「聞いたはずなのに、あとから思い返すと内容があいまい」
そんなふうに感じたことはありませんか。
当院ではこのようなことがないようにスタッフ全員で気を配っていることではありますが、他の医院から転医されて方の多くはこのような内容で悩んで来院されることが多いです。
実はこれは、決して珍しいことではないようで、多くの患者さんが、同じような戸惑いを感じながら歯科治療を受けてられている事に遭遇いたします。
今回のコラムではなぜそんなことが起きるのかと、当院ではどんなことを取り組んでいるのかを書きたいと思います。
目次
「わからない」と言いにくい歯科治療の空気
歯科医院という場所は、どうしても緊張しやすい環境です。
・口を開けたまま話を聞く
・専門用語が多い
・治療時間が限られている
・先生やスタッフが忙しそうに見える
こうした状況の中で、
「もう一度説明してもらってもいいですか?」
「それって、どういう意味ですか?」
と聞くのは、勇気が必要だと感じる方も多いと思います。
その結果、
「たぶんこういうことかな」
「お任せしておけば大丈夫だろう」
と、自分の中で納得したことにして治療が進んでいくケースも少なくありません。
説明があいまいなままだと、不安が残りやすい理由
治療そのものは問題なく進んでいたとしても、
理解が追いついていない状態だと、後から不安が生じやすくなります。
たとえば、
・なぜこの治療が必要だったのか
・他に選択肢はなかったのか
・どのくらいもつ治療なのか
・今後、何に気をつければいいのか
こうした点がはっきりしないと、治療後に違和感や痛みが出たとき、
「これって普通なのかな?」、「失敗なのでは?」
と、余計に心配になってしまいます。
患者さんが悪いわけではありません

ここでお伝えしたいのは、
「説明がわからないまま治療が進んでしまうのは、患者さんのせいではない」
ということです。
歯科治療は専門性が高く、初めて聞く言葉や考え方が多い分野です。
一度聞いただけで完全に理解するのは、とても難しいことです。
また、痛みや不安がある状態では、
どうしても話の内容が頭に入りにくくなります。
「わからなかった」と感じるのは、自然なことなのです。
本来、歯科治療は「一緒に考えるもの」
歯科治療には、たいてい複数の選択肢があります。
・どこまで治療するか
・どんな材料を使うか
・治療期間をどう考えるか
正解は一つではなく、患者さんの年齢や生活、価値観によって変わります。
そのため本来は、患者さんと歯科医療者が一緒に考え、納得して進めるものです。
説明が十分でないまま治療が進むと、この「一緒に考える」という大切な部分が抜け落ちてしまいます。
小さな違和感は、大切なサインです
もし今、
・説明がよくわからない
・治療のゴールが見えない
・何をされているのか不安
と感じているなら、それは気のせいではありません。
その違和感は、「もう少し丁寧な説明が必要ですよ」という、ご自身からのサインとも言えます。
無理に我慢する必要はありませんし、遠慮しすぎる必要もありません。
当院が大切にしていること
当院では、
「説明がわからないまま治療が進まないこと」をとても大切に考えています。
そのために、次のような取り組みを行っています。

トリートメントコーディネーターの存在
歯科医師とは別に、
治療内容や計画をわかりやすく説明する
トリートメントコーディネーターが在籍しています。
・医師には聞きづらいこと
・不安に感じていること
・費用や期間のこと
なども、落ち着いた環境でご相談いただけます。
担当歯科衛生士による継続的なサポート
当院では、患者さん一人ひとりに担当の歯科衛生士がつきます。
担当衛生士は治療計画を理解したうえで、日々のお口の変化や不安を共有し、
必要に応じて歯科医師と連携します。
「いつも同じ人が自分の口の状態を知ってくれている」という安心感を大切にしています。
納得できる治療は、安心につながります
治療内容を理解し、納得して進めることは、結果的に治療への安心感や満足度につながります。
「ちゃんと説明を受けた」
「自分で選んだ治療だと思える」
そう感じられることが、歯科治療を前向きなものに変えてくれます。
わからないままにしないでください
もし今、歯科治療について少しでも「わかりにくいな」「不安だな」と感じているなら、
その気持ちを大切にしてほしいと思います。
歯科治療は、一時的な処置ではなく、これからの生活に長く関わるものです。
当院では、患者さんが安心して理解し、納得したうえで治療を受けられることを
何よりも大切にしています。
「説明をきちんと聞きたい」
「自分の治療を理解したい」
そう思われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。
理解できている」という感覚が、治療の満足度を大きく左右します
歯科治療において、「ちゃんと理解できている」という感覚は、思っている以上に治療の安心感に影響します。
たとえ治療結果が医学的に良好であっても、
・なぜその治療になったのか
・他の選択肢はどうだったのか
・これから何に気をつければいいのか
がわからないままだと、心のどこかに引っかかりが残ってしまいます。
逆に、
「自分はこの説明を聞いて、この選択をした」
と理解できていると、多少の違和感や経過の変化があっても、落ち着いて受け止められることが多くなります。
説明は「一度で理解できなくて当然」です
歯科医院での説明は、初めて聞く言葉や考え方が多く、一度で完全に理解できなくてもまったく問題ありません。
むしろ、「その場ではわかったつもりでも、家に帰ってから疑問が出てくる」
というのは、とても自然なことです。
当院では、
・何度でも説明を聞いてよいこと
・途中で考えが変わってもよいこと
・一度決めたことを見直してもよいこと
を、前提として治療を進めています。
「もう一度聞いてもいいですか?」という一言は、決して遠慮する必要のないものです。
不安を言葉にできる環境づくり
患者さんの中には、
「こんなことを聞いたら失礼かな」
「忙しそうだからやめておこう」
と感じてしまう方も少なくありません。
だからこそ当院では、歯科医師だけでなく、トリートメントコーディネーターや担当歯科衛生士が患者さんのお話を伺う時間を大切にしています。
診療台の上では話しにくいことも、落ち着いた環境でなら言葉にできることがあります。
小さな疑問や不安をそのままにしないことが、結果的に大きな安心につながります。
治療計画を「共有」するという考え方
当院では、治療計画を「医療者だけが把握しているもの」ではなく、患者さんと共有するものと考えています。

・今どの段階なのか
・次に何をするのか
・ゴールはどこなのか
これが見えることで、「いつ終わるかわからない治療」ではなく、「見通しのある治療」になります。
担当歯科衛生士が継続して関わることで、日々のケアやメンテナンスも、治療全体の流れの中で理解しやすくなります。
「納得できる歯科医院」のひとつの基準
歯科医院選びに、絶対的な正解はありません。
ただ一つ言えるのは、
「自分が理解し、納得できているかどうか」
は、とても大切な判断基準だということです。
説明がわかりやすいか質問しやすい雰囲気があるか自分の気持ちを大切にしてくれていると感じるかそうした点を、ぜひ大切にしてみてください。
まとめ
最後に歯科治療は、「とりあえず終わらせるもの」ではなく、これからの生活を支える大切な医療です。
説明がよくわからないまま治療が進んでいると感じたら、その気持ちに目を向けてみてください。
当院では、
患者さんが理解し、安心し、納得して治療を受けられることを何よりも大切にしています。
不安や疑問がある方は、どうぞ一人で抱え込まず、ご相談ください。
お電話でのご予約▶️06−6253−2900
