歯周治療／歯周組織再生療法Periodontal treatment /Peroiodontal regeneration therapy
失った骨や歯茎を再生し、
健康な歯へ
歯周組織再生療法とは、天然歯の寿命を延ばすために、歯周病などによって溶けてしまい失われた骨や歯ぐきをできるだけもとの状態へ修復させる治療法です。
歯周病とは
30歳以上の成人の約80％がかかっていると言われている歯周病。
プラーク中の歯周病原菌が歯ぐき（歯肉）に炎症を起こし、歯を支える歯ぐき（歯肉）や骨（歯槽骨）が壊されていく病気です。 はじめはほとんど自覚症状がないまま進行し、歯周炎になると歯が抜けて落ちたりするだけでなく、全身に影響が及ぶことがあります。
歯を失う原因の中で一番多い原因が「歯周病」です。
歯周治療について
症状に合わせた治療方法
歯周病の段階に合わせて、治療方法は変化いたします。比較的軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことができますが、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術が必要になります。
SRP治療法 (scaling root planing)
歯肉の下にある歯石の除去と感染した病的なセメント質の除去をおこないます。
FOP治療法 (Flap operation)
歯周組織の破壊がひどい場合には、歯肉を開き歯周ポケット内の深いところに付着した歯石や感染した歯周組織を除去します。
歯周組織再生療法について
歯周病などによって失われた歯のまわりの歯ぐきや骨などの歯周組織を再生することで、抜歯をせずに歯を残せる方法です。
歯周組織再生療法には、根面被覆術とエムドゲイン法の2つがあります。
2種類の治療法
01
根面被覆術
歯肉が薄く、歯根面が露出したところに移植を施し、歯肉を再生させる方法です。
マイクロスコープや歯周組織再生誘導材料を使用します。
手術には適応するケースとそうでないケースがあります。
02
歯周組織再生療法
歯周病ですり鉢状に失われた骨や歯肉などの歯周組織を再生させる方法です。
手術には適応するケースとそうでないケースがあります。
