医療法人 西村歯科心斎橋診療所

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2026.02.25Newコラム

歯科医院で行うことができるほぼ無痛のリップアートメイク

リップアートメイクをした女性

リップアートメイクとは何か

リップアートメイクのイメージ

リップアートメイクとは、唇の表皮層に専用の色素を入れ、自然な血色や輪郭を長期間キープする美容施術です。口紅のように毎日塗り直す必要がなく、「すっぴんでも顔色が良く見える」「マスクを外しても自信が持てる」といった理由から、近年とても注目されています。

歯科衛生士として日々多くの患者さんと接していると、実は「唇」は顔全体の印象だけでなく、口腔の健康状態を映し出す鏡のような存在だと感じます。乾燥、色、ハリ、左右差――それらは生活習慣や口腔環境と密接につながっています。だからこそ、リップアートメイクを“美容”だけで終わらせず、口元全体の健康と一緒に考えてほしいと強く思うのです。

歯科衛生士が行うリップアートメイクという新しい選択肢

「リップアートメイクに興味はあるけれど、誰が施術するのかが不安」

これは、歯科医院で患者さんと接していると、実際によく耳にする声です。唇は顔の中でもっとも目立つパーツであり、しかも粘膜に近い非常にデリケートな部位。そのため、“美しくなりたい”という気持ちと同時に、“安全なのか”という不安が生まれるのは当然だと思います。

そんな中で、近年注目されているのが歯科衛生士が行うリップアートメイクです。歯科医療の現場で日常的に口元と向き合ってきた歯科衛生士だからこそ提供できる価値があります。このコラムでは、歯科衛生士の視点から、リップアートメイクの特徴や魅力、そして大切にしている考え方についてお伝えします。

歯科衛生士は「口元の専門家」

歯のクリーニングをする歯科衛生士

歯科衛生士は、歯のクリーニングをする人、というイメージを持たれがちですが、実際には歯・歯ぐき・舌・粘膜・唇・口角まで含めた口腔全体の健康を守る専門職です。

唇の色、乾燥、荒れ、左右差、口角の下がり具合などは、口腔内環境や生活習慣、加齢の影響が強く反映されます。私たちは日々の診療の中で、そうした小さな変化を見逃さず、必要に応じてケアやアドバイスを行ってきました。

だからこそ、リップアートメイクにおいても、単に「色を入れる」「形を整える」だけではなく、その方の口腔状態・筋肉の動き・表情の癖まで考慮したデザインを大切にしています。

歯科衛生士がカウンセリングで最も重視していること

カウンセリングの様子

歯科衛生士が行うリップアートメイクにおいて、施術と同じくらい、あるいはそれ以上に大切にしているのがカウンセリングです。歯科の現場では、患者さんの「痛い」「怖い」「不安」という気持ちに日々向き合っています。そのため、リップアートメイクにおいても、技術より先に気持ちを理解することを最優先に考えています。

「どんな色が似合うかわからない」「年齢的に不自然にならないか心配」「昔の写真のような唇に戻りたい」など、不安や希望は人それぞれです。歯科衛生士は、患者さんの話を聞くことに慣れている職種です。歯科治療の説明や生活習慣指導を通じて培ってきた傾聴力は、リップアートメイクのカウンセリングでも大きな強みになります。

また、唇だけを見るのではなく、歯並び、歯の色、歯ぐきの状態、笑ったときの表情まで含めて総合的に確認します。これは、口元全体を日常的に観察してきた歯科衛生士だからこそできる視点です。「似合うかどうか」ではなく、「その人らしく、無理がないか」を軸にデザインを考えていきます。

年齢による唇の変化とリップアートメイクの役割

年齢による見た目の変化

加齢とともに、唇は少しずつ変化していきます。血色が失われ、輪郭がぼやけ、口角が下がって見えるようになります。歯科医院では、「最近、口元が老けた気がする」「疲れて見えると言われる」という相談を受けることも少なくありません。

歯科衛生士の立場から見ると、こうした変化は決して珍しいことではなく、自然な老化現象の一部です。ただし、リップアートメイクはそれを無理に若返らせるものではなく、“元気だった頃の印象にそっと近づける”ためのサポートだと考えています。

濃すぎない色味、主張しすぎない輪郭、笑ったときに自然に見えるデザイン。歯科衛生士が行うリップアートメイクは、「変わったね」ではなく、「なんだか若々しいね」「表情が明るくなったね」と言われる仕上がりを目指しています。

施術前後の口腔ケアまで含めたトータルサポート

歯のトータルケアのイメージ

歯科衛生士がリップアートメイクを行う最大の特徴のひとつが、施術前後の口腔ケアまで含めたトータルサポートです。

施術前には、歯ぐきの炎症や口内炎、唇の乾燥状態などを確認し、必要であれば先にケアを行うことを提案します。これは、美しい仕上がりだけでなく、安全性を確保するためにも重要です。

施術後も、「色が定着するまでの過ごし方」「歯磨き時の注意点」「唇の保湿方法」など、細かいアドバイスを行います。特に、口呼吸の癖がある方や、歯周病治療中の方は、唇の乾燥や炎症が起きやすいため、歯科的視点からのフォローが欠かせません。

リップアートメイクをきっかけに、「口の中も大切にしよう」「定期検診に行こう」と意識が変わる方も多く、美容と予防歯科が自然につながる点も、歯科衛生士として嬉しく感じる部分です。

歯科衛生士が施術を行うことへの信頼性

「歯科衛生士がアートメイクをするの?」と驚かれることもあります。しかし、歯科衛生士は国家資格を持ち、口腔解剖・感染管理・医療安全について専門教育を受けてきた医療従事者です。

特に唇周囲は、神経や血管が密集しており、解剖学的な理解が不可欠な部位です。歯科衛生士は日常業務で、麻酔がかかった状態の口元を扱い、細かい器具操作を行っています。その経験は、リップアートメイクの施術にも確実に活かされています。

また、歯科医師の管理下で行うことで、歯科麻酔の使用や緊急時対応が可能である点も、大きな安心材料です。**「もしもの時に、医療として対応できる環境」**が整っていることは、唇という繊細な部位に施術を行う上で非常に重要だと考えています。

歯科衛生士としてリップアートメイクに向き合う理由

私たち歯科衛生士は、これまで「病気を予防する」「口腔の健康を守る」という役割を担ってきました。その中で、患者さんが「自信をもって笑いたい」「人前で口元を隠したくない」と感じている場面に、何度も立ち会ってきました。

リップアートメイクは、単なる美容ではなく、自信や前向きな気持ちを取り戻すきっかけになることがあります。歯科衛生士が行うことで、その変化を健康面からも支えられる。そこに、この分野に関わる意義があると感じています。

歯科医院で行うからこその安全性と安心感

歯科医院での治療のイメージ

歯科衛生士が行うリップアートメイクの大きな特徴のひとつが、歯科医院という医療環境で施術を行えることです。

歯科医院では、日常的に高いレベルの衛生管理が行われています。器具の滅菌、感染対策、使い捨て製品の使用などは、すべて医療基準に基づいて徹底されています。唇というデリケートな部位に施術を行うからこそ、この環境は大きな安心材料になります。

また、口腔内に炎症やトラブルがある場合、施術の可否を医療的視点で判断できるのも歯科医院ならではです。「今は見送ったほうがいい」「先に口腔内を整えたほうがきれいに仕上がる」など、無理に施術を進めない判断ができることも、医療従事者としての責任だと考えています。

歯科麻酔を使用した“ほぼ無痛”の施術

歯科麻酔を使用する様子

リップアートメイクで多くの方が不安に感じるのが「痛み」です。唇は神経が豊富で、確かに刺激を感じやすい部位です。しかし、歯科医院で行うリップアートメイクでは、歯科麻酔を使用することが可能です。

歯科麻酔は、歯科医療の現場で長年使われてきた、安全性と効果が確立された麻酔方法です。口元の神経走行を熟知している歯科医師の管理のもと、必要に応じて適切な麻酔を行うことで、施術中の痛みを最小限、場合によってはほとんど感じない状態で施術が可能になります。

歯科衛生士として感じるのは、痛みが少ないことで、施術を受ける方の緊張が大きく減るという点です。リラックスした状態のほうが唇に余計な力が入らず、色素も均一に入りやすくなります。つまり、痛みの軽減は、仕上がりの美しさにも直結するのです。

自然さを重視したデザインへのこだわり

歯科衛生士が行うリップアートメイクでは、「いかにもアートメイク」という仕上がりではなく、その人本来の唇がきれいに見える自然さを何より大切にしています。

歯の色、歯並び、歯ぐきの見え方、笑ったときの口角の上がり方など、歯科ならではの視点で総合的に口元を捉え、血色感や輪郭を調整します。

特に、歯のホワイトニングをしている方や、定期的にメンテナンスを受けている方は、リップアートメイクによって口元全体の完成度がぐっと高まります。唇の色が整うことで、歯の白さや清潔感がより際立ち、「笑顔に自信が持てるようになった」と感じる方も少なくありません。

歯科衛生士として大切にしていること

私たち歯科衛生士がリップアートメイクを行う上で、常に大切にしているのは、美しさと健康は切り離せないという考え方です。

どれだけ見た目が美しく仕上がっても、口腔内の健康が損なわれてしまっては意味がありません。そのため、施術前後の口腔ケア、唇の保湿、生活習慣へのアドバイスまで含めてサポートすることを心がけています。

リップアートメイクはゴールではなく、「自分の口元を大切にするきっかけ」になってほしい。それが歯科衛生士としての本音です。

まとめ:歯科衛生士が行うからこその価値

歯科衛生士の女性

歯科衛生士が行うリップアートメイクは、単なる美容施術ではありません。

口元を専門に見てきた歯科衛生士が、医療環境・歯科麻酔・衛生管理・解剖学的知識を活かしながら行う、安心感のあるリップアートメイクです。

「きれいになりたいけれど、不安もある」

そんな方にこそ、歯科医院という選択肢があることを知っていただけたら嬉しく思います。

美しさは、健康な口元から。歯科衛生士として、これからもその両方を大切にしていきたいと考えています。

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