2025.12.03コラム
痛みの少ない歯科治療のために当院が大切にしていること

こんにちは、大阪市中央区心斎橋駅から徒歩1分の西村歯科心斎橋診療所(心斎橋インプラントセンター併設)、院長の秦です。
今回のコラムは当院によく来院される、歯科治療が怖い、治療が痛くて耐えれないとおっしゃる方々が今では当院で全て治療を受けていただき、問題なく長くメンテナンスに通っていただいている多くの経験から、私たちが大切にしている”痛みをできるだけ少なく”するために取り組んでいることを書きたいと思います。
歯科治療に対して「痛い」「怖い」というイメージを持つ方は少なくありません。過去に治療中の痛みでつらい経験をされ、歯医者そのものに不安や恐怖心を感じてしまう人も多くいらっしゃいます。当院には、そうした“痛みに敏感な患者さん”からの相談が日々寄せられます。
しかし安心してください。 現代の歯科医療は、適切な方法を組み合わせることで、ほぼ痛みを感じずに治療を進めることが可能です。 当院では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、痛みに対する対策を「技術・設備・環境・コミュニケーション」の多方面から徹底しています。
ここでは、当院が大切にしている痛み対策について、わかりやすくご紹介します。
目次
1. 希望があれば痛みが出ない治療でも患者さんが希望されたら麻酔を使用します

一般的な歯科医院では、「痛みが出る治療だけ麻酔をする」という考え方が広く見られます。しかし患者さんの痛みの感じ方は本当に人それぞれで、「普通は痛くない処置」でも痛みに敏感な方にとっては十分な負担になり得ます。
そのため当院では、 患者さんが希望されれば、痛みが出にくい治療でも麻酔を使用します。
治療のたびに「これ、痛いのかな…」と不安になる必要はありません。 “痛みの予防”のために麻酔を使うことで、精神的な緊張やストレスも大幅に軽減されます。
昔の歯医者さんでよくあった場面ですが、
歯科医師 ”痛かったら手をおげてね〜”
患者さん 痛くて右手を挙げる。
歯科医師 ”もうちょっとなんで我慢してね〜”
なんてことは今はありません。
私も昭和49年生まれの人間なので、かかった歯医者さんはみんなそうでした。
そんな時に”歯医者=怖い、痛い。”のイメージがつきますよね。
2. 麻酔前には必ず表面麻酔を使用します
麻酔注射そのものの痛みが苦手な方は多く、これが歯科治療のハードルを高くしている原因の一つです。
当院では、麻酔注射をする前に必ず 表面麻酔(ジェル状の麻酔薬)を使用しています。
これによって“針が刺さる感覚”は大きく軽減でき、麻酔の最も怖いポイントをかなり和らげることが可能になります。 「全然痛くなかった」と驚かれる患者さんが多い工程の一つです。
3. 極細の33G針を採用し、注射痛を最小限に
当院では歯科麻酔針の中で最も細いクラス 33ゲージ針(33G) を使用しています。
針が細いほど痛みは少なく、刺入時の刺激はほとんど感じないレベルまで抑えられます。 また、麻酔液をゆっくり時間をかけて注入することで、圧力による痛みも防いでいます。
麻酔の打ち方には経験と技術が必要ですが、痛みを極力減らすために欠かせない工程でもありま
す。
4. パルスオキシメーターで心拍をモニタリングし“心の痛み”にも対応
痛みは身体だけでなく、心の状態にも左右されます。 緊張すると心拍数が上昇し、痛みを感じやすくなることがわかっています。
当院では治療中に パルスオキシメーターを装着し、患者さんの心拍数をリアルタイムで確認します。
・緊張が高まっている
・怖さで呼吸が浅くなっている
・痛みのサインが数値として表れている
などを読み取り、治療ペースや声かけを調整します。
麻酔薬には少量ながら血管収縮薬が含まれております。
その影響で心拍数が上がり不安に思われる方も多くいらっしゃいます。
“見えない痛み”にも目を向けられるのは、当院の強みのひとつです。
5. 治療前のヒアリングで「過去の嫌な経験」を共有します

歯科治療の痛みは、物理的な痛みだけではありません。 多くの方が過去のつらい経験から「また痛い思いをするのでは?」という不安を抱えています。
当院では、治療前のカウンセリングで必ず次のような質問を行います。
・過去に痛みでつらい治療経験はありませんでしたか?
・どのような場面が怖かったですか?
・麻酔は痛かったですか?
・音、匂い、姿勢など苦手なものはありますか?
こうした情報を事前に把握することで、治療中の工夫や声かけを個別に調整できます。 歯科治療の痛みは、「その人を理解すること」で大きく軽減できるのです。
6. 治療中のわずかな変化もスタッフ全員で見逃しません
「痛いと言いづらい」「我慢してしまう」 こうした患者さんは実際とても多くいらっしゃいます。
そのため当院では、歯科医師だけでなく、 スタッフ全員が患者さんの表情・指先の動き・呼吸の変化・まばたきの増減などを細かく観察しながら治療を進めます。
「痛い」と言われる前に、痛みのサインを察知する。 これが当院の痛み対策の大きな特徴です。
7. 治療計画の段階から“痛みの原因”を排除します
痛みは治療の進め方そのものにも影響を受けます。 当院では、治療前の設計段階で以下を徹底しています。
・無理な処置を一度に行わない
・炎症が強い部位はまず痛みを抑えてから処置
・麻酔の効きをしっかり確認してから治療
・患者さんの緊張度に合わせて治療時間を調整
治療計画そのものが痛みを左右するため、「無理のない治療」を心がけています。
8. 声かけの技術で不安を取り除き、痛みを感じにくい状態をつくる
歯科治療の痛みは、心理的な影響を大きく受けます。
「次なにをされるかわからない」 「この音は何?」 「痛くなるの?」
こうした不安は筋肉を緊張させ、痛みに敏感になります。
そのため当院では、治療の前後だけでなく、治療中も細かく案内しながら進めます。
・これから何をするか
・どれくらい時間がかかるか
・痛みが出そうなポイントがあるか
・麻酔の追加のタイミング
こうした説明は“痛みの予防”としても非常に効果的です。
9. 治療環境そのものが痛みの感じ方を左右します
当院では次のような環境づくりを徹底し、患者さんの緊張を和らげています。
・明るく清潔で落ち着いた診療室
・プライバシーに配慮した空間
当院では全ての治療室が半個室になっております。
特にメンテナンスのみを行う部屋は眺望が良い部屋でリラックしした環境をご提供しております。

・優しい対応を心がけたスタッフの接遇
・歯科医院特有の匂いや音を可能な限り軽減
・リラックスできる姿勢を保つチェア
五感へのストレスを減らすことは、痛みの軽減にもつながります。
10. 痛みが怖くて歯医者に行けない方へ
痛みへの不安は自然なことで、恥ずかしいことではありません。 むしろ大切なのは「怖い」と伝えていただくことです。
歯科医師の経験上、痛みが伴う治療、そうでない治療は想像して処置にあたりますが、痛みの感じ方は人によって異なります。
なので我慢なさらずに痛みがあればご遠慮なくおっしゃってください。
歯科医師、歯科衛生士にとってはそう伝えていただけた方が上手く治療が進むことが多いです。
当院は、 “痛みの少ない治療”を医院全体の最優先事項として取り組んでいる歯科医院です。
・表面麻酔
・33G針
・パルスオキシメーター
・丁寧なヒアリング
・声かけ
・環境整備
・痛みを予防する治療計画
・治療が必要にならないように全ての患者さんに”予防歯科”を提供
これらすべてを組み合わせることで、痛みを限りなくゼロに近づけることが可能です。
「痛みが怖い」という気持ちごと、どうか当院に預けてください。 痛みに敏感な方でも安心して受診でき、治療後には 「もっと早く来ればよかった」 と笑顔で帰っていただけるよう、最善の準備をしてお待ちしています。
お電話でのご予約▶️06−6253−2900
