医療法人 西村歯科心斎橋診療所

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2025.10.27コラム

歯科衛生士が語る「チームワークを大切にする歯科医院」で働く魅力

歯科医院のスタッフたち

はじめに

歯科医院で働くうえで、みなさんはどんなポイントを重視しますか?「給与」や「休日数」ももちろん大切ですが、それ以上に長く安心して働けるかどうかを左右するのは 職場の雰囲気や人間関係だと私は感じています。

どんなに待遇が良くても、スタッフ同士の関係がギスギスしていたら、仕事に行くのが憂うつになってしまいますよね。逆に、仲間と助け合える環境があれば、忙しい日でも自然と笑顔で患者さんに向き合えるんです。

今回のコラムでは、「チームワークを大切にし、患者さんの利益を追求する歯科医院」 をテーマに、歯科衛生士の目線からその魅力をお伝えしていきます。特に、コ・デンタルスタッフ(歯科衛生士・歯科助手・受付など)として求人を探している方に向けて、働きやすさや安心感を実感できる内容にしたいと思います。

歯科医院におけるチームワークの重要性

チームワークのイメージ

歯科医院は、歯科医師一人だけで成り立つ場所ではありません。患者さんにとってベストな診療を提供するためには、歯科衛生士、歯科助手、受付、歯科技工士 など多くの職種が力を合わせる必要があります。

診療の流れを例にすると、まず受付で患者さんを笑顔で迎え、スムーズに案内するところから始まります。その後、歯科助手が治療の準備を整え、歯科衛生士が予防処置や口腔ケアを担当。最後に歯科医師が治療を行い、全体をまとめていきます。

この流れのどこかで連携がうまくいかないと、患者さんに不安を与えてしまったり、診療が滞ったりすることもあります。だからこそ、「チームで患者さんを支える」 という意識がとても大切なんです。

私自身、過去にチームワークがうまく機能していない医院を経験したことがあります。準備が遅れて治療が押してしまったり、情報共有ができていなくて患者さんに迷惑をかけてしまったり…。そのたびに「もっと連携が取れていたら」と歯がゆい思いをしました。

一方で、今の職場のようにスタッフ同士が自然と助け合える環境では、診療の流れもスムーズで、患者さんも安心して笑顔で帰ってくださるのです。

「チームワーク=患者さんの利益」につながる。このことを実感するたびに、この仕事のやりがいを改めて感じています。

歯科医師と歯科衛生士の関係

歯科医師と歯科衛生士

歯科衛生士として働く中で欠かせないのは、やはり歯科医師との信頼関係です。

歯科医師は治療の責任を担い、歯科衛生士は予防やメンテナンスを中心に患者さんを支える。役割は違っても、患者さんの健康を守るという目標は同じです。

良い関係が築けている医院では、歯科医師が衛生士の専門性を尊重し、意見を聞いてくれる場面も多くあります。たとえば、メンテナンスの際に「この部分に炎症が強いです」と伝えると、「じゃあ治療計画にこう取り入れましょう」と即座に対応してくれる。そうしたやり取りは、自分の仕事がチーム医療に直結していることを実感できる瞬間です。

逆に、歯科医師が一方的に指示を出し、衛生士の意見を聞いてくれないような環境では、モチベーションも下がってしまいます。患者さんにとっても、それはマイナスになるはずです。

「お互いを尊重する」―この姿勢こそが、働きやすさを左右する最大のポイントだと私は思います。

歯科助手や受付との連携

受付の様子

歯科衛生士として働いていると、どうしても歯科医師との関係に目が行きがちですが、実は歯科助手さんや受付スタッフさんとの関係もとても重要です。

歯科助手さんがいなければ、治療の準備や片付けは大幅に遅れてしまいますし、器具の受け渡しがスムーズでなければ治療そのものの質も下がってしまいます。受付スタッフさんがいなければ、患者さんとの信頼関係を築く入り口が不安定になってしまいます。

ある意味で、助手さんや受付さんは「縁の下の力持ち」。表舞台に立つことは少ないかもしれませんが、診療全体の安心感を作り出す大切な存在です。

また、患者さんは治療そのものだけでなく、医院全体の雰囲気を敏感に感じ取っています。スタッフ同士が声を掛け合い、連携している姿は、それだけで「この医院は安心できる」と思っていただける要素になるのです。

このように、スタッフ全員が役割を尊重し合える環境こそ、長く働きたいと思える職場の条件なのだと思います。

研修制度の充実がもたらす安心感

研修の様子

新しい職場に入るとき、誰もが少なからず不安を抱えるものです。特に歯科医院は診療スタイルや使用する器具、システムが医院ごとに違うため、慣れるまでに時間がかかることも少なくありません。そんなときに頼りになるのが 充実した研修制度 です。

研修が整っている医院では、経験の有無にかかわらず、誰もが安心してスタートを切ることができます。新人スタッフはもちろん、ブランクのある方や経験者でも「新しい環境に馴染めるか不安…」と感じることはありますよね。そんなとき、体系立てて研修してくれる体制があるだけで、気持ちの負担は大きく減ります。

私自身も転職の際に、研修が整っている医院に出会えたことがとても大きな安心感につながりました。先輩スタッフが優しく指導してくれるだけでなく、マニュアルやチェックリストが用意されていて、自分の成長を目で確認できる仕組みがあったんです。「今の自分がどの段階にいるのか」が分かると、焦らずにステップアップできました。

さらに、研修がしっかりしている医院では「ただ作業を覚える」だけでなく、なぜその処置が必要なのか、患者さんにとってどんなメリットがあるのか といった背景まで教えてくれることが多いです。こうした知識は自信を持って患者さんに対応する力になりますし、やりがいにも直結します。

つまり、研修制度は「新人を育てる」ためだけでなく、「スタッフ全員の成長を支える仕組み」でもあるのです。

基礎から学べる安心のサポート体制

サポート体制の様子

どんなに経験を積んだ歯科衛生士でも、新しい医院に入れば「初めて」に直面します。たとえば器具の配置や消毒の流れ、カルテの書き方など、細かい部分は医院ごとに違います。そんなときに「分からないことがあればすぐ聞いてね」と声をかけてもらえるだけで、どれだけ安心できるか…。

特に新人やブランクのある方にとっては、基礎から丁寧に教えてもらえる環境 が大切です。たとえば、

・患者さんの誘導方法
・スケーリングの基本的な流れ
・滅菌や消毒の徹底方法
・患者さんへの説明の仕方

こうした基本を一つひとつ確認しながら学べると、不安が減り、自信を持って働けるようになります。

また、単に「教えて終わり」ではなく、実際に現場に立ったときに先輩が横でフォローしてくれるのも大きな安心材料です。実践の場で「こうした方が患者さんは安心できるよ」と具体的にアドバイスしてもらえると、自分の中でしっかりと身につきます。

私の医院では、最初の1か月間は必ず先輩が一緒に動き、2か月目から少しずつ独り立ちを目指すスタイルでした。その間に何度も「大丈夫?」と声をかけてもらえたことで、安心して成長できたのを覚えています。

つまり、基礎から実践までしっかり支えてくれるサポート体制 は、働きやすさに直結するのです。

成長を実感できるキャリア支援

キャリアを応援するイメージ

歯科衛生士の仕事は、資格を取った時点でゴールではありません。むしろそこからがスタートで、経験を重ねるごとに新しい知識や技術を学び続ける必要があります。そんな中で、「もっと学びたい」「スキルアップしたい」という気持ちを支えてくれる職場は、とても魅力的です。

キャリア支援が整っている医院では、定期的に 院内勉強会や外部セミナー が開催されます。最新の治療法や予防の考え方を学べる機会があると、日々の仕事にすぐ活かせますし、患者さんへの説明にも自信が持てます。

また、医院によってはセミナー参加費をサポートしてくれる制度もあり、個人負担を気にせずに学びを深められるのも大きなメリットです。私自身も、職場のサポートで参加したセミナーで得た知識を活かし、患者さんに「分かりやすい説明で安心できました」と言っていただけた経験があります。これは本当に嬉しく、自分の成長を実感できる瞬間でした。

さらに、キャリアアップを応援してくれる医院では「ただ仕事をこなすスタッフ」ではなく、「医院を一緒に作り上げていく仲間」としての存在意義を感じられます。自分の成長が医院の発展や患者さんの利益に直結していると考えると、働きがいもぐっと増しますよね。

成長を実感できる環境は、モチベーションを維持するうえで欠かせません。だからこそ、キャリア支援に力を入れている医院は、長く安心して働きたい方にとって理想的な職場だと思います。

「尊重し合える」チーム文化の魅力

働くうえで最も大切なのは「お互いを尊重する」という姿勢です。どれだけ研修や制度が整っていても、尊重し合える関係がなければ居心地の良さは感じられません。逆に、チーム全員が「ありがとう」「助かったよ」と声を掛け合える職場は、自然と温かい雰囲気に包まれます。

歯科医院は一人ひとりの役割が異なるため、時には意見がぶつかることもあります。しかし、意見の違いを否定するのではなく、「そういう考え方もあるんだ」と受け止める姿勢があると、不思議とチーム全体の結束が強まります。

私の職場でも、治療方針や患者さんへの対応について意見が分かれることがあります。でも最終的には「患者さんにとって一番良いのはどちらか」を軸に話し合うので、誰も否定されることなく建設的な結論に至ることができるのです。

このような文化は、日々の小さな積み重ねから生まれます。「片付けありがとう」「今日の説明分かりやすかったよ」といった一言が、スタッフの自信やモチベーションにつながり、それがさらに良い循環を生み出していくのです。

結局のところ、尊重し合える環境があるからこそ、スタッフ一人ひとりが安心して力を発揮できる。そしてその結果、患者さんに最高の診療を提供できる。それが、この仕事の魅力だと私は感じています。

自分らしく働ける環境

歯科医院での仕事は体力的にも精神的にも負担が大きいと感じることがあります。そのため、自分らしく無理せず働ける環境が整っていることは非常に大切です。

尊重し合えるチームでは、「その人に合った働き方」を認めてくれます。たとえば子育て中のスタッフが時短勤務をしていたり、勉強に力を入れたい人が勤務後にセミナーへ参加できるようシフト調整をしてくれたり…。それぞれのライフスタイルに合わせて柔軟に対応してくれるのは、スタッフを大切に思っている証拠です。

私の医院にも小さなお子さんを育てながら働いている衛生士さんがいます。その方が急にお子さんの体調不良で休まざるを得なくなったとき、スタッフ全員が自然とフォローに回りました。「お互い様だから大丈夫」と支え合う空気があるからこそ、安心して働き続けられるのです。

また、プライベートを大事にできる職場は、心にも余裕が生まれます。リフレッシュする時間があることで、次の日も元気に患者さんと向き合える。これは長く続けるためにとても大切な要素だと思います。

つまり、自分らしさを尊重してくれる環境は「働きやすさ」と「働きがい」を同時に実現してくれる。そんな職場だからこそ、安心してキャリアを積み重ねていけるのです。

求職者の方へのメッセージ

求職者のイメージ

もし今、歯科医院への就職や転職を考えている方がいるなら、私は心から「チームワークを大切にしている医院を選んでほしい」と伝えたいです。給与や休日も大事ですが、長く働き続けられるかどうかは、人間関係や職場の雰囲気 に大きく左右されます。

私自身、過去には「条件はいいけれど人間関係に悩む」職場を経験しました。しかし、今の職場で「助け合える仲間」と出会ってからは、毎日がとても充実しています。忙しい日でも患者さんの笑顔に支えられ、仲間と励まし合いながら前に進めるのです。

これからコ・デンタルスタッフとして働こうと思っている方へ。「新しい環境に飛び込むのは不安…」と感じるのは当然です。でも、研修制度が整い、スタッフ同士の仲が良く、お互いを尊重できる医院なら、その不安はすぐに安心へと変わります。

未来の仲間として、一緒に患者さんの健康を支えていける日を心から楽しみにしています。

まとめ

歯科医院で働く魅力は、単なる条件や待遇だけでは語り尽くせません。

・チームワークを大切にする文化
・充実した研修制度とキャリア支援
・スタッフ同士の仲の良さと相互尊重

これらが揃った職場こそ、スタッフにとっても患者さんにとっても安心できる環境になります。

一歩踏み出す勇気が、未来の働きやすさややりがいにつながります。ぜひ、歯科医院での勤務経験がある方もない方も当院で一緒に働いてみませんか?

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