医療法人 西村歯科心斎橋診療所

06-6253-2900

9:30〜18:00(日・祝は除く)

menu close

インプラントImplant

再び、噛める喜びを

再び、噛める喜びを

歯を失った場合に行う治療の1つであるインプラント。当院では、治療に入る前にカウンセリングを行い安全に使用できるようご説明いたします。

インプラントとは

インプラントの基本的な仕組み

インプラントとは、失ってしまった歯の代わりに、人工の歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。歯を失った部位に直接固定されるため、まるで自分の歯のようにしっかり噛めるのが大きな特徴です。使われる素材は主にチタンで、身体との親和性が高く、骨としっかり結合する「オッセオインテグレーション」によって安定性を確保します。

インプラントの基本的な仕組み

ブリッジや入れ歯との違い

ブリッジは両隣の健康な歯を削る必要があり、入れ歯は取り外しの煩わしさや違和感があるのがデメリットです。一方、インプラントは隣の歯を傷つけず、自分の歯のような感覚で食事や会話を楽しめる点が大きな魅力です。また、しっかりと顎の骨に固定されることで、骨が痩せるのを防ぐ効果も期待できます。

ブリッジや入れ歯との違い

インプラント・ブリッジ・
入れ歯との違い

横スクロールで比較してください

インプラント ブリッジ 入れ歯
メリット
  • 天然歯のように顎の骨に固定するので、違和感なく噛むことができる。
  • 天然歯と同等の噛む力が回復するので、固い物も噛むことが出来るようになる。
  • 隣の歯を削らずに取り付けることが出来るようになる。
  • 見た目が天然歯に近い。
  • 固定式であるため、装備しても違和感があまりない。
  • 人工歯の材料を選択することにより、天然の歯と遜色のない見た目に修復することができる。
  • ブリッジでは適応できないような大きな欠けに有効。
  • 健全な歯を削らずに補える。(削る替わりにバネで固定する場合もある)
デメリット
  • インプラントを顎の骨に埋め込む手術が必要。
  • 全身の疾患がある場合には治療できない場合がある。
  • インプラントを維持するために、天然歯と同様に充分な口膣衛生の管理と定期的な検診が必要である。
  • ブリッジを支え固定するために、両隣の歯を削る必要がある。
  • 支えになる2つの歯には大きな力がかかり、将来的にその歯を失うことの原因となる場合がある。
  • 歯の下の空き部分より空気がもれて、発音が困難になる場合がある。
  • 歯がないことで、歯肉が減退し、次の歯槽膿漏を引き起こしやすい。
  • 両端の歯への負担がかかる。
  • 噛む力が健康な歯に比べて30~40%くらいになる。
  • 取り外して洗うなどの手入れが必要。
  • がたつきやすい。
  • 食物が挟まって口の中が不衛生になりやすい。
  • 歯がないことで、歯肉が減退し、次の歯槽膿漏を引き起こしやすい。
治療費用
  • インプラントは保険適用外であるので、自由診療となる。
  • 手術の難易度、埋入本数等により、必要な費用は異なる。
  • 保険適応材料を使用する場合は、その保険点数内
  • 使用材料による保険適応外のものは、自由診療となり高額の場合もある。

どんな人に向いているのか?

・歯を失ったが、自然な見た目と噛む力を取り戻したい方
・入れ歯が合わずに困っている方
・健康な歯を削らずに治療したい方
・長期的に安定した口腔環境を望む方

当院では、インプラントが適しているかどうかを丁寧に診断し、患者様一人ひとりに最適な治療方法をご提案します。

どんな人に向いているのか?

治療の流れ

01.問診

インプラントを入れてから問題が発生し、再度入れ直すリスクをなくすため、丁寧に問診を行います。
最初に、インプラントを入れたい理由をお聞きします。(何でも食べられるようになりたい、天然歯のような美しい歯を入れたいなど)患者さんの要求をはっきりとさせます。
次に、これまで受けられた歯科治療の内容、なぜ歯を失ったのか、今使っている義歯に関してトラブルの有無など、あなたの歯の歴史をうかがいます。歯の歴史から、あなたの噛み方のクセや、歯槽膿漏の原因、今後起こると考えられるお口のトラブルを診断いたします。

02.検査

インプラントの術前の検査をしっかりと行います。検査時に現状の歯槽膿漏や虫歯、歯周病の有無をチェックし、必要であれば治療を行います。
インプラント治療を行うとき、虫歯や歯周病があると菌が術中に問題を起こす場合があるため、トラブルを未然に防ぐためには必要な治療です。

03.口腔内模型を作成

口腔内の形状を正確に把握することが、インプラント治療には重要です。一番わかりやすく把握する方法は、口のなかそっくりの模型をつくってしまうことです。
これを口腔内模型といいます。石膏で患者さんの口の中を型どりし、顎のかみ合わせを再現します。この模型があれば、患者さんがその場にいらっしゃらなくても治療の計画を立てることができるので、何度も通院する必要がなくなります。

04.レントゲン検査・CT検査

口腔内模型で正確に把握できない骨の状態を検査します。外から見て歯肉が盛り上がっていても、骨は薄いということもあります。骨の量と質は、インプラント治療において大きな要素ですので、レントゲンとCT スキャンで骨の状態を確実につかみます。

05.コンピューター画像診断

CT撮影のデータを再構築し、3方向画像や3D画像により、多角的に各種測定やインプラント埋入シミュレーションができる、術前のシミュレーションソフトを使用します。まず、顎骨の形態と骨質を3次元で解析。咬合や歯列、歯槽骨の断面画像を見ながら、精密で確実な情報を歯科医師が把握します。3D画像では、あらゆる角度から骨や神経、インプラントの状況を立体的に把握できます。実際の手術を再現し、審美面と機能面の両方向からの回復を入念にシミュレーション。これらの機能を使い、綿密な治療計画を立案いたします。

06.治療計画のご提案

各種の検査や診断の結果に基づき、治療計画をたてます。治療計画と、それにかかる費用をトリートメントコーディネーターとともに患者さんにご提案いたします(場合によっては複数の治療計画を提案)。提案内容を検討していただきます。

07.サージカルテンプレートの作成

患者さんに納得していただいきましたら、「サージカルテンプレート」を作製します。
「サージカルテンプレート」は、口腔内模型に並べた人工歯列の複製に、患者さんそれぞれの骨質やかみ合わせの状態にあわせて決めたインプラントの位置や埋入方向を記憶させた器具です。これを歯肉に当ててガイドとすることで、正確な位置に孔をあけることができます。

08.手術当日

<到着後準備>

病院に着きましたら、まず血圧、脈拍、体温などを測り、健康状態を調べて手術を受けられる状態かどうかを確認します。その後、20分~1時間ほどかけて丹念に歯、歯肉、舌の清掃および消毒を行い、手術用のゆったりとした服に着替えて、手術室へ入っていただきます。

<手術室>

当院では、ご希望に合わせ笑気ガスを使用した安全な麻酔や、リラックスして頂くためにお好きなCDを聞いて頂くなど、患者さんにとって快適な環境作りを目指しています。
抜歯などの感染源の「除去療法」と反対の「入れる治療」となるため清潔を保つことに一層気遣いがあります。そのためクリーンルームで行います。

第1次手術後の状態イメージ

第2次手術後の状態イメージ

<麻酔>

手術室に入ったら、顔に滅菌した布をかぶせ、麻酔をはじめます。
麻酔は痛い、と思っている方が多いでしょうが、10~20分かけて丁寧に麻酔すると、痛みもなく確実に効いてきます。治療中は血圧、血液中の酸素濃度、脈拍などモニターで監視します。

<第1手術>

手術内容にもよりますが、インプラント治療での手術は、2回に分けて行われることがあります。
歯肉を切り開き、骨に孔をあけてフィクスチャー(インプラントのネジをねじ込む部分)を埋めこむのが第1次手術です。第1時手術後、経過をみてインプラントが骨にうまく結合したならば、第2手術となります。

第1次手術後の状態イメージ

<第2手術>

第2次手術は、通常では行いません。骨質や骨量改善の治療行うケースで2次手術があります。第2次手術とは、インプラントとインプラント義歯をつなぐアバットメント(土台)を装着する手術です。第2次手術も局所麻酔をかけて行いますが、一般の治療と同じ治療室で行います。

第2次手術後の状態イメージ

09.インプラント義歯の作製と装着

インプラント埋入後、2〜6ヶ月したら、いよいよインプラント義歯をつくり装着します。上下の噛み合わせやそれぞれの歯の形を考え、かたどりをしてインプラント義歯を作成します。

インプラント義歯の作製と
装着の流れ

当院でのインプラント治療の取組

オペ前、事前カンファレンス

当院ではインプラント手術を担当するスタッフで手術工程や注意点、全身疾患などを共有します。

オペ前、事前カンファレンス

徹底した術前クリーニングで感染予防と術後の快適性を確保

術前クリーニングの重要性

インプラント治療の成功には、手術そのものだけでなく「術前準備」が非常に重要です。中でも徹底した口腔内クリーニングは、治療後の安定性や快適さを左右する鍵となります。手術前に歯石やプラークを徹底的に除去し、細菌の数を可能な限り減らすことで、術中の感染リスクを大きく下げることができます。

術前クリーニングの重要性

術後の痛み軽減にも効果的

術前にしっかりとクリーニングを行うことで、手術後の炎症反応を抑えることができます。結果として「術後の痛みが少ない」「腫れにくい」といったメリットが得られ、患者様のストレスも軽減されます。治療後の回復がスムーズになり、インプラントの安定性にも良い影響を与えるため、当院ではこの工程を非常に大切にしています。

術後の痛み軽減にも効果的

3人体制での手術と清潔域・不潔域の明確な管理

「清潔域」「不潔域」の徹底した分離で感染防止

手術の成功に不可欠なのが、衛生管理です。当院では、インプラント手術時に「清潔域(無菌)」と「不潔域(非滅菌)」を明確に区別しています。例えば、手術に関わる器具や術者の動線、使用する器材すべてが清潔域に限定され、少しでも不潔な物が交わらないよう管理されています。これにより、手術中の細菌感染リスクを最小限に抑え、より安全な環境下で手術を行うことが可能になります。見えない部分だからこそ、徹底する。その姿勢が、患者様の信頼につながっています。

「清潔域」「不潔域」の徹底した分離で感染防止

3人体制での手術体制がもたらす安心感

インプラント手術の際は、歯科医師、アシスタント、サポートスタッフの3名がそれぞれの役割を分担しながら手術にあたります。これにより、迅速かつ安全な手術進行が可能になります。
・術者:手術を安全・正確に実施
・アシスタント:器具の受け渡しや状況管理
・サポート:清潔域の維持や予期せぬ対応
それぞれが明確な役割分担をすることで、術中のミスや感染リスクを大幅に軽減。熟練した選任スタッフが連携する手術チームが、患者様に安心を届けます。

3人体制での手術体制がもたらす安心感

安心のオペ室完備で安全性を徹底

清潔な環境での手術がもたらす安心感

インプラント手術は外科処置である以上、滅菌管理された「専用の手術室」で行うことが理想です。当院では、歯科用オペ室を完備し、清潔域と不潔域をしっかりと区別した環境で手術を行っています。これにより、手術中の感染リスクを最小限に抑え、患者様が安心して治療を受けられる体制を整えています。

清潔な環境での手術がもたらす安心感

設備・衛生面での取り組み

オペ室内で使用する器具はすべて高圧蒸気滅菌処理(当院では最も基準の高いクラス Bオートクレーブを使用しています。)を徹底して行い、徹底した衛生管理のもとで手術が行われます。スタッフも滅菌された手術着・グローブそしてオペキャップを着用し、無菌状態を維持するための細やかな配慮を欠かしません。

設備・衛生面での取り組み

インプラントの見た目・噛み心地・機能性をすべて重視

審美を取り戻す、自然な仕上がり

インプラント治療のゴールは、ただ「歯を入れること」ではありません。当院では、見た目・噛み心地・機能性の3つすべてにこだわった、総合的な治療を提供しています。特に審美性(見た目)の面では、患者様の口元のバランスや、歯ぐきとの調和、笑ったときの印象まで計算した設計を行います。

審美を取り戻す、自然な仕上がり

噛み心地と咀嚼力の回復

インプラントの大きな特徴は「しっかり噛める」という点。顎の骨に直接埋め込むため、入れ歯とは比べものにならないほどの咀嚼力が得られます。食べ物を噛んだときの「感覚」まで再現できるように、噛み合わせの調整には時間をかけ、ミクロン単位の調整を行います。硬い物も不安なく食べられ、「食べる楽しみ」を取り戻すことができます。

噛み心地と咀嚼力の回復

機能と美しさを両立させる技工士の技術

当院では、インプラント専属の歯科技工士と密に連携を取りながら治療を進めています。技工士の高い技術により、色・形・大きさの全てが自然に見える人工歯を作製。また、患者様の顔立ちや唇の動き、表情までを考慮したカスタムメイドの歯を提供することで、単なる「補綴物」ではなく、生活の一部として馴染む仕上がりを実現しています。

機能と美しさを両立させる技工士の技術

豊富なインプラント症例と長年の実績

インプラント治療の歴史と当院の歩み

インプラント治療は世界的に見てもすでに50年以上の歴史を持つ治療法です。当院でも、長年にわたり数多くの症例を手がけており、その豊富な経験が確かな治療成果へとつながっています。これまで治療された患者様の症例模型はすべて保存しており、万が一のトラブルにも即時に対応できる体制を整えています。

経験がもたらす確かな技術力

治療の成功は、医師の経験値と技術力によって大きく左右されます。当院の歯科医師は、豊富なインプラント治療経験を持ち、研修や学会参加を通じて常に最新の技術を学び、より安全で長持ちする治療を追求しています。そのため、患者様に「安心して任せられる」と信頼をいただいております。

難症例への対応実績も多数

他院で「骨が足りない」「年齢的に難しい」と断られたケースでも、当院ではさまざまな補助治療を駆使して対応してきました。骨造成やサイナスリフトといった高度な治療も行えるため、難症例でも諦める前に一度ご相談いただければと思います。

経験がもたらす確かな技術力

難症例にも対応可能な専門体制

他院で断られた症例でもご相談ください

「骨が足りないと言われた」「年齢的に無理だと診断された」など、インプラント治療を諦めかけている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当院では、そのような難症例にも真摯に向き合い、解決策をご提案できるよう努めています。
骨が足りない場合には、骨造成(GBR)やサイナスリフトといった骨造成手術を行い、インプラントが可能な環境を整えることができます。
また、全身疾患を抱える方にも、主治医と連携した上での安全な治療計画をご提案可能です。
インプラント治療は「できる・できない」ではなく「どうすればできるか」を一緒に考える治療です。
当院では、諦める前にまず一度、丁寧なカウンセリングと精密検査を受けていただくことをおすすめしています。

他院で断られた症例でもご相談ください

高度な技術と診断力で最善の治療を提案

難症例に対応するには、豊富な経験と高い技術力、そして何より正確な診断力が必要不可欠です。当院では3D画像診断(CTスキャン)を導入し、骨の形状や厚み、神経の位置などを正確に把握。安全性と確実性を最優先にした治療計画を立案します。また、デジタル技術を駆使したシミュレーションにより、術前に最終形のイメージを患者様と共有することができるため、「どんな見た目になるか不安」という心配も最小限に抑えられます。患者様が納得したうえで治療をスタートできる安心感があります。

高度な技術と診断力で最善の治療を提案

難症例を支えるチーム医療体制

難症例を成功に導くためには、歯科医師だけでなく、歯科衛生士や歯科技工士、アシスタントなど、チーム全体の連携が鍵となります。当院では、インプラントに特化したチーム体制を構築しており、それぞれの専門性を活かしたサポートで患者様をトータルにケアします。特に、歯科技工士との連携によって、機能性と審美性を両立させた自然な仕上がりを実現。カウンセリングからアフターケアまで、患者様に寄り添う一貫した体制が当院の強みです。

難症例を支えるチーム医療体制

長持ちするインプラントのためのメンテナンス重視の治療

インプラントは入れて終わりではありません

インプラントは「人工の歯根」であるため、一度治療が終われば一生持つと思われがちですが、実はそうではありません。インプラントも天然歯と同様に、メンテナンスを怠ると歯周病のような「インプラント周囲炎」を引き起こすことがあります。それを防ぐためにも、当院では“治療前”から“治療後”までを一つの流れと考え、長く快適に使っていただけるよう徹底したサポートを行っています。

インプラントは入れて終わりではありません

患者様ごとのリスクに合わせたメンテナンスプログラム

インプラントの寿命を延ばすためには、患者様の口腔内環境や生活習慣に応じたメンテナンスが重要です。当院では、歯科衛生士が一人ひとりに合わせたメンテナンスプログラムを作成。定期的なチェックやクリーニングだけでなく、日常のケア方法の指導も行い、再発リスクを最小限に抑えます。また、インプラントの状態だけでなく、周囲の歯や噛み合わせのバランスなど、トータルで口腔環境を整えることで、インプラントが“自然の歯の一部”として長く機能するように支援しています。

患者様ごとのリスクに合わせたメンテナンスプログラム

口腔インプラント学会
認定歯科衛生士

日本口腔インプラント学会によって認定された歯科衛生士が介助やメインテナンスにあたらせていただいております。

口腔インプラント学会 認定歯科衛生士

“10年、20年後も快適に”を目指す当院の姿勢

私たちが目指すのは、「その場しのぎの治療」ではなく、「10年、20年後も患者様が笑顔でいられる治療」です。インプラントを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスと患者様ご自身のセルフケアの継続が欠かせません。当院では、治療が終わった後こそが本当のスタートだと考え、定期的な検診のご案内やサポート体制の充実を心がけています。何年経っても「ここに相談してよかった」と思っていただけるよう、治療後のフォローアップにも全力で取り組んでいます。

“10年、20年後も快適に”を目指す当院の姿勢

インプラント保証制度

定期検診

術後検診の最終月より3ヶ月後・1年後その後、毎1年ごとに定期検診が必要です。定期検診は有料となります。

補償治療

インプラント義歯装着後も義歯の修理等、無料補償されるものがあります。詳しくは担当のドクターもしくは、トリートメントコーディネーターにご相談ください。

インプラント症例の模型を保存|アフターフォローの万全な体制

術後も安心できる理由は「記録の保存」

当院では、これまでインプラント手術を受けられたすべての患者様の口腔内模型を保存しています。これは単なる記録ではなく、万が一のトラブルや再治療の際に非常に重要な情報源となります。患者様それぞれの骨の形状や歯の配置、噛み合わせの状態などを反映した精密な模型は、将来的なメンテナンスや再処置の際にも高い精度で対応が可能です。「時間が経って状態が変わってしまった…」「インプラントの周囲に違和感がある…」そんなときでも、以前の状態を再現できる材料があることで、より正確な対応ができ、患者様にとっての安心につながります。

術後も安心できる理由は「記録の保存」

過去のデータを元にした精密な再診断

模型の保存は、ただアフターケアのためだけでなく、将来の予測や比較にも役立ちます。インプラントの経過観察において、「当時の模型」と「現在の口腔内」の違いを比較することで、インプラント周囲の変化や新たな問題の兆候を早期に発見することが可能になります。このように、見えないところまで丁寧に記録・管理する体制が、当院の信頼性を裏付けています。長く使うインプラントだからこそ、「その後」までを見据えたサポートが必要不可欠です。

過去のデータを元にした精密な再診断

「そのときだけ」で終わらない医療を提供

私たちは、インプラント治療を「そのときだけの治療」とは考えていません。むしろ、治療後の10年、20年と、患者様の生活に寄り添い続けるパートナーでありたいと考えています。模型の保存は、当院のその姿勢を象徴する取り組みの一つ。万が一の時でも「大丈夫です、当時の状態がすぐに分かりますよ」と安心してお伝えできる準備をしています。

「そのときだけ」で終わらない医療を提供

当院でインプラント治療を選ぶ5つの理由

1. 徹底した衛生管理のオペ室完備

専用手術室での清潔な環境下で安全な手術が可能。

2. 経験豊富な医師による安心の治療

豊富な症例実績と難症例対応のノウハウがあるから安心。

3. 術前から術後までトータルでサポート

術前のクリーニングからメンテナンスまで一貫体制。

4. チーム医療による総合的な治療

医師・衛生士・技工士の連携で最適な結果を追求。

5. 術後の安心を支えるデータ保存とフォロー体制

症例模型の保存により、いつでも迅速な再対応が可能。

インプラント治療を受ける前に知っておきたいこと

治療の流れをしっかり理解しましょう

インプラントは一日で終わる治療ではありません。診査・診断から手術、仮歯の装着、本歯の装着、メンテナンスまで、数ヶ月の期間が必要です。当院では、初診時に治療の流れとスケジュールを丁寧に説明します。

治療の流れをしっかり理解しましょう

全身の健康状態も重要なチェックポイント

糖尿病や高血圧など、全身疾患がある場合は、主治医との連携が不可欠です。当院では、医科との連携体制も整えており、安全なインプラント治療を実現するためのサポートを行います。

全身の健康状態も重要なチェックポイント

費用と保証制度についても確認を

インプラント治療は自費診療となりますが、当院では明確な費用提示とともに、安心の保証制度も整えています。万が一の際の対応や、定期メンテナンスも含めて、トータルでのご案内をいたします。

費用と保証制度についても確認を

長期的に安定したインプラント治療を受けるための、安心できる選択を

インプラント治療は、見た目や機能を取り戻すだけでなく、人生そのものの質を高める治療です。当院では、衛生管理・技術力・対応力のすべてにおいて「信頼される治療」を追求しています。どんな小さなお悩みでもまずはご相談ください。あなたの未来に寄り添う、確かな一歩を一緒に踏み出しましょう。

LiCCAインプラントセンター誕生の歴史

2人のインプラントの父との出会い

1952年整形外科医であるP.I.ブローネマルク先生が偶然にもチタンと骨が癒着することを発見しました。その後、歯科に応用できないかとスウェーデン国内において基礎研究がなされ1965年に臨床応用されました。
インプラントは正しい技術を用いるかぎり人類に対してすばらしいものになると、世界に広めることに半生をかけ、その結果現在のインプラントの普及となりました。

ブローネマルク先生の意思を継ぎ日本にもインプラントを紹介、普及に努められたのが「ブローネマルク オッセオインテグレーション センター東京(BOC Tokyo)」の小宮山彌太郎先生です。
西村理事長は、幸運にも日本のインプラント創成期に、「インプラントの父」であるお二人に教えを請う機会がありました。 少しでもご恩返しにインプラント普及に力を尽くすために開設したのが、ここ「LiCCA心斎橋インプラントセンター」です。

そのため93年より小宮山彌太郎先生と共に歯科医仕向けのセミナーを開催。骨移植などアドバンステクニックも含め1年を通じ多くの先生に新しい情報を発信。正しいインプラントがお一人でも多くの患者さんに届きますように願い、スタッフとともに日々切磋琢磨しています。

  • P.I.ブローネマルク先生
    スウェーデンのルンド大学医学部で、チタン製インプラントが骨と強固に結合することを偶然発見。この骨結合を「オッセオインテグレイション(osseointegration )」と名づけ、歯科に応用する研究を開始されました。

  • 50年代初頭の研究室

  • ブローネマルク先生と小宮山彌太郎先生と卒後研修時の西村。

  • 骨移植を教えて頂いたクリスターソン先生(スウェーデン・ルンド大学病院、元口腔外科部長)とライブオペのひととき。
    日本を第二の故郷と親日家。当院への来日研修も多く頂きました。

「美味しいごはんが食べたい」

理事長 西村眞 著

開設当時インプラントを理解頂くために出版した本です。
今読み返しても基本の考え方は変わっていないことに自分なりに驚きます。
ご希望の方に無料でお譲りしています。その節はお気軽にお申し出ください。


WEB予約
LINE友達追加 24WEB予約 06-6253-2900